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波戸岬~名護屋城跡~呼子
8月18日、カミさんと二人で、波戸岬を起点に名護屋城跡、呼子と歩いてきました。
この辺りを歩くと、秀吉のスケールの大きさがビンビン伝わってきます。
1 福岡から波戸岬
西鉄平尾駅を8:15に出発。福岡天神バスセンター8:35発の「からつ号」に乗って出発です。
「からつ号」は予約制ではないので席は早い者勝ち。夏休みのせいか、土曜日のせいかほぼ満員。
8割くらいの乗車率でした。西九州自動車道を通って1時間ちょっとで唐津に到着。
唐津バスセンターで呼子行きのバスに乗り換え。30分くらいバスに揺られて、呼子に到着。呼子からはミニバスに乗り換えて15分くらい。波戸岬到着は11:16分でした。家を出てちょうど3時間の道のりでした。
呼子から波戸岬まで運んでくれるミニバス。結構な距離を200円で運んでくれます。
バスで15分程度の道のりを2時間かけて歩いて帰ることになります。
2 波戸岬
波戸(はど)岬は東松浦半島に突き出た小さな岬です。付近には海水浴場のほか国民宿舎やキャンプ場などがあります。
1 トルハルバン
海水浴場の入り口にある像。済州島の守り神とされる石造「トルハルバン」といわれる像で、唐津市と姉妹都市を結ぶ韓国の西帰浦市との姉妹都市締結20周年を記念して贈られたものだそうです。
左は文官で学業成就、右は武官で無病息災をつかさどっているようで、間に入って写真を撮っている方が多かったです。
2 ハートのモニュメント
「波戸→はど→はと→はーと」というわけでハートのモニュメント。横には「恋人たちの聖地」なる説明板が置いてあります。あざといまでにインスタ映えを狙った感じです。ただ、韓国では有名なのでしょうか。
3 海中展望塔
日本全国で海中展望塔は8基あるそうで、その中で唯一日本海側にあるのがここの海中展望塔だそうです。おひとり様560円。まずはチケット売り場から展望塔までの風景をどうぞ。
中に入ると、びっくりするくらいの魚に出会えます。この近辺エサが豊富なのでしょうかね。
潮の流れが速いのか、結構潮に流されて押し戻されている魚もいます。
「560円ってどうなのよ(夫婦で1120円)」と思ってましたが、入ったら結構楽しめました。
なにより、水槽でなく、実際の海でこんなにたくさんの魚を見たのは初めてでした。
4 サザエ
波戸岬の名物といえば「サザエのつぼ焼き」
まだウォーキングのスタート地点だけど、しょうゆの焦げる匂いに負けてお店に入りました。
一皿500円は安いんじゃないの?
本日はちょっとフライングして歩く前にビール少々。
美味いしゅうございました。
5 灯台と岬神社
ハートのモニュメントのある場所から、さらに左に行った方面、岬の突端に灯台と岬神社があります。
今回のウォーキングのスタート地点はここに決めました。
6 抜群に美しい景色
本日は天気も良く、風おだやか。海が抜群にキレイでした。砂浜側は波おだやか。
磯側は結構波が荒かったりと1つの海でも二面性があります。
あまりにキレイだったので、少しだけ足を入れてみました。もうこの時期海は冷たかったです。外気温が高い分、足を入れるとめちゃくちゃ気持ちがよかったです。
本日の昼食は灯台近辺の防波堤で,いただくことにしました。毎度のことですが自然の中のお弁当はやすらぎと幸福を与えてくれます。
波戸岬はかなり楽しめました。
2 名護屋城跡
波戸岬から名護屋城まで、だいたい4キロぐらいの道のり。
風はだいぶん涼しくなっては来ているんですが、日差しはまだかなり強い。
汗だくになりながらのウォーキングでした。 ビールが楽しみだ!
1 陣屋跡
名護屋城は豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に築いたお城です。
名護屋城博物館のホームページによれば
城の面積は約17ヘクタールにおよび、当時では大坂城に次ぐ規模を誇りました。周囲には130以上に上る大名の陣屋が構築され、全国から20万人を超える人々が集ったとされています。
と書かれています。
波戸岬から名護屋城跡までの道沿いでも、いくつも陣屋跡地に出会います。
名護屋城跡にある陣跡の説明書きでも、すごい数の大名がこの辺りに陣を張っていたことがわかります。中には伊達政宗、徳川家康といったビッグネームもあります。
これだけの人員を呼び寄せ、秀吉生前中は文句を言わせなかった権勢というのはたいへんなものでしょうね。
2 名護屋城跡
波戸岬から歩いて50分くらいで名護屋城跡に到着。
この入口から、坂を上っていくと馬場・三の丸方面へと出ます。下の写真はそこからの眺め。
さらにもう少し上がっていくと本丸跡へと出ます。
本丸からの眺めです。
秀吉と同じ目線に立てているのでしょうか?
本丸跡には句碑が建てられています。青木月斗の句で「太閤が睨みし海の霞かな」
スケールが大きくていい句だなぁと思います。
本丸跡にはこのほか大きなモニュメントがあります。
説明がないので、何のためのものかわからなかったのですが。
とにかく陣屋が散らばってる面積の大きさ、陣屋の数、城の大きさなど、秀吉のスケールに改めて驚嘆しました。
今まで名護屋城には車でちょっと来て、本丸あがって博物館よって帰るという感じで、「見るだけ」でしたが、実際に歩くとその範囲の広さがものすごくよくわかりました。
そうそう、事前に予約しておくと説明員の方に同行してもらって説明聞けるみたいです。また付属の博物館があり、ここは入場無料という太っ腹ぶりです。
3 名護屋城跡から呼子・福岡へ
1 名護屋大橋からの風景
名護屋城をあとにして、呼子方面へ歩きます。城跡をでてから10分くらいで名護屋大橋に差し掛かります。ここから名護屋漁港を見下ろせるわけです。ようやく日差しも和らぎ、潮風を浴びながらの絶景はウォーキングの楽しさを盛り上げてくれます。
2 呼子
名護屋城跡をでて40分くらいで呼子に到着。
名物のイカでも食べようと思ったのですが、予定していたバスの時間がもうすぐ!ほとんど観光することができませんでした。2枚だけ呼子の写真。
呼子の港(マリンパル呼子)は呼子バスターミナルのすぐ横にあります。そこからは海中展望船「ジーラ」にのり、海中探索しながらの船の遊覧が楽しめます。
3 福岡へ
呼子から西唐津へは路線バス。そこからJRに乗り換えて筑前前原へ。そこからは福岡市市営地下鉄に乗り換えて福岡へ。
やっぱり疲れていたのか、社内の冷房が心地よく、熟睡の中福岡に到着をいたしました。
途中、藤崎で下車。カミサンと超辛いモノが食べたいということで意見が一致。
「火鍋」を食べようということで、「中国大明火鍋城」へ。
ビールで乾杯の後は、火鍋に舌鼓。山椒の「麻」と唐辛子の「辣」が波状攻撃を仕掛けてきます。
「からいからい、うまいうまい」と絶叫しながら本日終了です。
まとめ
波戸岬の美しさ、名護屋城跡の雄大さ、2つの違ったものがみることができて飽きがこないコースでした。
盆過ぎとはいえ、まだ日差しが強くやや疲れ気味でしたが、ゆっくりぶらぶらしながら、見学や休憩を含めて4時間くらいで歩くことができました。
初心者の自分にも歩きやすいコースでした。ただ、歩く道がほぼ舗装された道路なので結構照り返しがきつい。秋口とかのほうが歩きやすいようにも思います。
本日の歩数は21,632歩、距離は11.9キロでした。