このたび、弊社は戦略マネジメントゲームのインストラクター資格を取得いたしました。
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戦略マネジメントゲームとは?
戦略マネジメントゲームとは、ゲーム内で材料購入、製造・販売を行い、いかに利益を上げていくかを競うゲームです。
通常の生産活動や営業活動を行っている中に、突然、従業員が退職したり、倉庫が火災に見舞われすべての材料が消失してしまうなど、実際の会社経営にも起こりうるリスクも想定しています。だいたい30分くらいの時間で1期終了。
その間に起こった取り引きの現金勘定を合わせ、さらに材料・仕掛品・商品在庫数を合わせて、損益計算書から貸借対照表まで作成していきます。こう書くと難しそうですが、書式フォームに合わせて書いていくと迷うことはありません。
私がこのゲームがいいなぁと感じるのは次の2点です。
- すべての企業の活動は、数字に結びつくということが体感できるということ。
- 無計画の企業活動では利益がでない。黒字経営のためには明確な戦略が必要であるということが「腹落ち」するということ。
1に関して言えば、当然といえば当然なのですが、なかなか普段の仕事で、そこまで数字を意識するということは少ないようにも思います。活動した数字が損益計算書や貸借対照表のどこに位置づくのかなどが、計算しながら視覚化されていくので、理解しやすいと思います。後継者の方や新任の管理職の方などの研修としても適していると思います。
2に関して言えば、通常、マネジメントゲームは5期行いますが、最初はまず、利益がでません。やっているうちに、どこを改善すべきかということを検討していただきます。粗利を改善すべきなのか、販売個数を増やすべきなのかなど。明確に方針を決めて、ゲームに臨むと、対外は黒字に転換します。
結局利益を出す構造は、1個当たりの単価を上げて、粗利額をいかに確保するのか、販売個数を伸ばしていかに売上をあげるのか、固定費を適正に見積もれるかという3つの視点に絞られます。
なんとなく、頭でわかっていても、実際のゲームから数字に落とし込むと、そのことが鮮明に理解できると思います。そこから自社の取り組みを考えていくと、より具体的な計画につながるのではないでしょうか。
ソフトバンクグループの孫正義社長も、本ゲームをソフトバンクの社員の研修に活用しています。
「ゲームでは会社はいくら潰してもいい。とにかく経営者感覚を身につけてほしい」と激を飛ばしているそうです。
弊社ではこの後、本ゲームでの研修の準備に入り、10月くらいから、少人数でのデモを行っていく予定です。
サービス開始の際にはまた、お知らせいたします。
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