午前中「伝える工夫」についての情報収集。現在「説明の心理学」を勉強中。
その中で「人が納得するのはある情報が正しいからではなく、その情報を包括する説明全体のストーリーがその人にとって合理的と判断された場合である」とあり、合理的と判断する理由は、メッセージの論理性(ロゴス)、説明者の人となり(エトス)、被説明者の感情(パトス)の3要素が弾力的に作用しているということである。
これは何も新しいことではなく、アリストテレスの著述にすでにあるそうである。
たしかにプレゼンテーションを考えるとこの要素は欠かせない。問題は具体的技法をどのように身につけてもらうかということである。このあたりがセミナーのひとつの核になることは間違いない。
午後から、鐵尾さんが教えている職業訓練の学校のプレゼンテーションを拝見。
写真の選定やデザインなどは驚くほどレベルが高かった。
あとは声の出し方とかか。
伝えることについて学んだ一日でした。